ノルマがないからオン・オフの切り替えがしやすくて働きやすい【道央自動車株式会社】買取り査定士インタビュー

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written by 大久保 崇

北海道札幌市に本社工場を構える道央自動車株式会社(以下:道央自動車)。車の整備・点検や車検、そして中古車の買取りから販売まで行い、大手の企業に負けない営業力を強みとしています。(社内の強みについては店長の谷藤さんに伺っていますのでこちらをご覧ください!)

 

営業力の強い会社と聞くと、「ノルマが厳しそう」や「人間関係がギスギスしているのでは……」といった印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回、実際に道央自動車で働く谷 育眞(タニ イクマ)さんに、仕事とプライベートのバランスや、勤めている環境についてインタビューを実施しました。

 

谷さんの前職は美容師。全く違う業種である車の買取り査定士をなぜ選んだのか?「働くやりがい、生活していく収入、プライベートな時間と、全て大事にしたいからこそ道央自動車で働く」と話す谷さんに、その理由をお伺いします。

谷 育眞(タニ イクマ)

谷 育眞(タニ イクマ)

1993年生まれ、現在28歳。美容専門学校を卒業後、5年間務めた美容師から「夢」を実現する為に道央自動車に転職。入社して3年後にはマイホームを購入し、現在も着実に「夢」を実現させ続けてプライベートと仕事をしっかり分け、充実した日々を送っている。車買取の営業だけではなく車の販売、美装業務もこなす道央自動車の頼りになるスーパー営業マン。

結婚を機に美容師から買取り査定士に転職

ーーー美容師から車の買取り査定士というのはあまり聞かないジョブチェンジだと思うのですが、どういった理由で転職されたのでしょうか。

 

谷さん(以下:谷):元々車が好きだったということもありますが、一番大きな転職理由は当時付き合っていた彼女と結婚することになり、家の購入など見据えて自分の仕事の収入についてしっかり考えたからです。学生時代、趣味は仕事にしたくないという思いもあって、興味のあった美容師になりました。ですが、拘束される時間と収入のバランスを鑑みた時にどうしても収入面で厳しい面があったんですね。

 

やりがいや楽しさも大事なのですが、やはり新しい生活を考えると収入面が大事です。それで好きな車関係の仕事を探した時に、今の買取り査定士の仕事を見つけました。販売はよくありますが「買取り査定士ってなんだろう」と思って調べてみると面白そうだと思ったんです。

 

ーーーご結婚が大きな転機になったということですね。

 

谷:そうですね。それが一番大きなきっかけです。彼女は同じ美容院で受付をしていたので、自分の働き方については十分理解してくれていました。だからお金事情も分かってくれているし、結婚するとなればお互いの人生のことですから「転職しようと思う」という意見にも賛同してくれましたね。

 

ーーー結婚のためとはいえ、美容師になるために身につけたスキルや知識を手放すのは簡単な決断ではなかったと思うのですが心残りはないですか。

 

谷:3ヶ月くらいは悩んだと思います。20歳から5年間勤めて技術は上がっていきましたし、その後もずっと磨き続けていくつもりだったので多少の抵抗はありました。でも後ろを向いていても仕方がないと思ったので、思い切って次に行くしかないと思ったんです。

 

ーーー営業だとプライベートな時間でも連絡が入ってきて、お客様対応をしなくてはいけないケースもあるかもしれないと思うのですが、そういったことはないのでしょうか。

 

谷:私自身はお客様にも自分の休みの日を伝えているので、そういったことはありません。基本的に休みの日は会社の携帯を触らないようにしています。そういったオン・オフができないと心も身体も休まらないからです。

 

そうお伝えした上で連絡が来るのは、かなり重要な案件だと思うのでその場合は対応することもあります。お客様にも、休みの日に繋がらないからといって困らせたことはないですね。

 

仕事とプライベートを両立させるにはオン・オフの切り替えができる環境が必要

ーーー仕事とプライベートの両立をされているとのことですが、実際の仕事や生活サイクルがどのような感じか教えていただけますか。

 

谷:朝は8時半に家を出て9時半に出社します。今の季節(※取材12月下旬)だと、会社についたらまず除雪作業の嵐ですね。ほぼ半日かけて30㎝くらいの雪を除雪してから本業に入ります。

 

18時半には店舗の営業時間は終わって、そこからデータをまとめるような仕事が残っていると、少し残業して19~20時ぐらいになることもありますね。残業はしても1週間で5~6時間程度です。

 

ーーー今はコロナのこともあって少ないかもしれませんが、道央自動車では社内の懇親会的な飲み会とかは多いですか。

 

谷:コロナ禍以前だと新年会や忘年会といった節目にはありましたが、それ以外は基本ないですね。個別に飲みに行きたいから行くというのはありますが、例えば上司に「行くぞ」といわれて連れて行かれるようなことはありません。

 

私自身は会社の飲み会があった時には、基本的に二次会があっても行かない方なのですがそれでも特に何の問題もないですね。強制はよくないと思っていますし、社長もそう言ってくれる人なのでありがいたいです。楽しく飲めるのが一番ですしね。

 

ーーー時間的な面でもプライベートが充実していると感じることはありますか。

 

谷:美容師時代と比べると、仕事が終わってからの時間がかなり自由に使えるようになりました。美容師時代は仕事が終わった後にカットの練習をします。自分がしなくても後輩がする時も付き合っていました。21時から始めて22時に終わり、家に帰るのは23時ぐらいですね。

 

それが今は19時に終わったとしたら帰るのは19時半なので、2~3時間ぐらい自分の自由な時間が確保できます。そんな感じなので、あまり仕事のストレスをプライベートにもっていくことが無いですね。

 

あと営業だと一般的な認識だと大きなノルマがあり、それが達成できないと怒られるのではと思う人もいらっしゃるかもしれません。ですが弊社はノルマがなく、あくまでも目標が設定されているだけなんです。ノルマがあると、時には過剰に追い詰められることもあるので、その気持ちをプライベートまで引きずってしまいます。それがないからこそ、オン・オフが切り替えやすい環境なのだと思っています。

 

実は道央自動車への入社を決めた理由がもう一つあって、それが求人情報に書かれていた「ノルマなし」という情報でした。実際に働いてみて、確かに目標とノルマは似ているが意味が全く違うと感じたんですよね。ノルマは「しなくてはいけない」もの、目標は「これを達成しよう」という言葉が持つ印象は全く違うものです。

 

営業をしている人で、自分の数字しか見ないという人は多いかもしれません。個人の数字も大事ですが一人で頑張るよりも、チームでフォローし合って取り組めばもっと大きな成果につながると思うんです。それがまさに「目標」になります。ノルマだとあくまで主体は「個人」ですが、目標にすることで社内全員で達成に向けて動けるようになると感じています。

 

ーーーお聞きしていて思ったのは、人間関係がギスギスするようなことがなさそうということです。過剰なノルマがあると、変な嫉妬心や負けず嫌いで社内に敵を作ってしまいそうだなと思ったので。

 

谷:みんな良い意味で負けず嫌いは発動していますよ。「あ、その車買ったのか。じゃあ次は自分も負けないからな」のようなものです。蹴落とすのではなく、純粋に自分が上に行くという気持ちをみんなが持っています。誰かを邪魔するような負けず嫌いではなく、お互いを高めあえる負けず嫌いですね。

 

ある後輩の話ですが、元々負けん気があまりない人がいました。別の先輩社員と話をしているのを見て、言葉は悪いですがはじめはパッとしない印象を受けたので「大丈夫か?」と思っていたんです。ですがいつのまにか頭角を現してきて、負けん気まで強くなってきたんですよ。そういった出来事があるのも、お互いを高め合える負けず嫌いがいる環境のおかげなのかなと思います。

 

ーーー道央自動車で働く環境についていろいろとお伺いさせてもらってきましたが、福利厚生の面で何か良いと感じる点はありますか。

 

谷:出しているところは少ないですが、北海道には住宅手当とは別に、冬の期間の灯油代を補ってくれる燃料手当という手当を支給してくれる会社があります。弊社はこの手当が特に手厚くて、11~4月まで6ヶ月分の灯油代を支給してくれるんです。

 

燃料手当を手厚く支給する企業は、北海道でもほとんどありません。弊社だと冬の燃料費が十分まかなえます。これはかなりありがたいですね。

 

働きやすさと収入面を両立できる環境で自分の夢を叶える

ーーー谷さんは、一緒に働くならどんな人と働きたいですか。

 

谷:プライベートに充実感を求めたい人と、オン・オフがしっかりできる人に来てほしいですね。例えばプライベートで嫌なことがあっても、仕事に来たのならそのことは気にせず意欲的に頑張って欲しい。そういうオン・オフがしっかりできて、自分のプライベートをしっかりと充実させたいと思っている方がいいです。

 

弊社の社風が好きとか、雰囲気が良いと思ってもらえる方に来ていただいて、今いる社員メンバーと切磋琢磨してお互いを高め合えるようになれば一番いいと思います。新しい人が入ってくるのも嬉しいですが、今まで頑張って残っている人が益々頑張ろうと思えるのが一番嬉しいですね。

 

ーーー最後に谷さんご自身の個人の夢、道央自動車で仕事をしながら実現したい夢があれば教えてください。

 

谷:僕は基本的に「プライベートを充実させたい」という気持ちがあるので、そういう意味だと、良い車など良いものに囲まれたいですね。その自分の夢を叶えるルートは「稼ぐ」しかないと思っています。

 

今はそれが少しずつ実現しているんです。昔は自分が家を買えるなんて思ってもいなかったですし、ちょっとした夢ですが「犬を飼いたい」という夢も達成できました。少しずつですが、自分の身の回りに自分が欲しいと思ったものが手に入ってきています。

 

とにかく自分の好きなことをしたいですよね。ある意味、私は自分の欲望に忠実なところがあります。好きなことを我慢したくないし、そのためには何をするにしてもお金が必要です。好きなことができない人生は面白くないと思うんです。

 

一度きりの人生で我慢しすぎると、何のために働いているのだろうと思ってしまいます。我慢も大事ですが、我慢しすぎてしまうと働く方向性を見失ってしまいます。好きなことをしたいからお金を稼ぐ、そのためにも働きやすさと収入面を両立できる今の環境で頑張っていきたいですね。

 

道央自動車株式会社の採用情報はこちらから

https://hr-hacker.com/douou-car

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