求めているのは真剣にビジネスがしたい人だけ【美を追究する会社ラクシュミー代表インタビュー】

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written by 大久保 崇

北海道札幌市で痩身エステを提供しているサロンLuxmi(以下:ラクシュミー)では、この度、清潔感のある男性を創造するメンズ脱毛サロン「Biz ラボ」を新規オープンする運びとなりました!現在一緒に働くスタッフを募集しています。

 

今回、代表取締役の青木咲絵さん(以下:青木さん)に取材し、求人情報には書き切れない職場の雰囲気や、これからラクシュミーが目指していく未来像などを伺いました。

 

2013年に誕生したラクシュミーは今、今後の事業拡大に向けて人事評価制度を整えるなど変革期を迎えています。求める人材は「真剣にビジネスがしたいと思う人」です。

 

美容の世界でやりがいを持って働きたい!経営に携わりたい!とことんお客様を喜ばせたい!など、楽しくそして真剣に仕事がしたいという人は本記事をご覧ください。

わたしたちの仕事は人生を豊かにするきっかけをつくる

―――なぜこの仕事を始めようと思われたのでしょうか。

 

青木さん:原点は高校3年生の時に8㎏痩せて、見える世界が変わった体験をしたことです。わたしは小さいころから太っていて、その時まで一度も痩せたことがなかったんですよ。70㎏近くあったのですが、夏休みにヒップホップのダンスを始めて8㎏くらい一夏で痩せました。

 

痩せてからは、誰も見ていないのに電車とかで周りが自分のことを見ているとか、超絶勘違い女になってそれはそれで楽しかったんですよ。全然モテてなかったけど、モテる気がして自分のことが好きになって自信も持てました。身体のスタイルが良くなることによって自己肯定感が上がったし、自信がついて大胆な行動ができたから楽しいという経験があったのでエステの道に入りました。

 

世の中には太っていてもそれを良い特徴にして輝いている人もいるので、痩せることだけが自己肯定感を上げる手段ではないと思います。それでも、「もう少し足が細かったらな……」とか、そういう気持ちが自信をなくさせているのであれば、改善することで人生の分岐点は変わってくると思うんです。

 

考え方しだいですが美を磨くということは消費ではなく投資です。エステできれいになることはゴールでなく「一つの手段」だとお話ししています。きれいになった身体を使って、その後どう生きていくかという目的が大事なんです。「痩せれば」「毛さえ無くなれば」いいというものではなく、きれいになっても自信が持てない人はいます。「わたしなんか……」と夢をあきらめる人も多いんです。それがすごくもったいないなって。

 

一度きりの人生ですから楽しい方がいいじゃないですか。自分の身体がきっかけで人生は変わると思っています。そんな人のお手伝いをするのがわたしたちの仕事なんです。

 

仕事中は熱い仲間、終わったら自分の時間を大切に【コミュニケーションのルール作り】

―――ホームページにも書かれていましたが、仕事外で過度なコミュニケーションをしないようにされているんですね。

 

青木さん:それは最近決めたルールで、それまでは自由にしていました。ですがスタッフ間の横と横のつながりが悪い方向に影響してしまって、それでチームがどんどん崩れてしまったんです。

 

自由とはいえ、仕事上のコミュニケーションをはき違えると取り返しがつきません。わたしたちは経済活動をする仲間であって友達ではないんです。

 

ただ、相談をするなと言っているわけではなく、仕事の中で面談の日を設けてスタッフの話を聞くようにしています。人のプライベートな時間を使って愚痴のようなことを言うのはなくしたいと思っているんです。

 

仕事中は団結した熱い仲間だけど、終わったら大事な人と過ごしたり、自分の好きな時間を優先したりして欲しい。プライベートな時間は、そんなふうに鋭気を養って欲しいんです。

 

―――プライベートも充実させて欲しいからこその取り組みですね。

 

青木さん:そうですね。夜一緒に飲みにいくことが絶対に駄目だとは言いませんが、仕事の話をずっと引きずってしまうと思うんです。仕事仲間だと、共通ワードが「仕事」なので、主に仕事の話になってしまいます。

 

人の価値観は生きてきた時間や環境も違うので様々です。スタッフ間で何か主張が食い違った時でも、会社としての価値観やルールとして納めれば問題なく終わります。これは縛るのではなくて、逆に自由にするためのルール作りだと思っています。

 

まだ新しい仕組みは走りだしたばかりですが、会社としては人のストレスをなるべく減らしたいんです。成果を出すことや、自分自身の成長に集中してもらいたい。結局、人が辞める原因の多くは人間関係ですので。

 

結果にフォーカスした評価制度をつくることで仕事のやりがいを感じてもらいたい

―――社内で取り入れようとしている人事評価制度ですが、どういった評価基準を設けようと考えておられるのでしょうか。

 

青木さん:プロセス評価ではなく結果評価にしたいと思っています。「頑張ったからいいや」では人の成長にならないなと考えているからです。とはいえ、あまり成果とか結果とか言い過ぎると人は萎縮してしまうので、あまり表だって言わないようにしています。

 

結果を出した時はしっかりと褒めますが、それ以外は安直に褒めません。結果を出したら評価されるんだということを感じ取ってもらいたいからです。そして、結果が出た時にはしっかりとプロセスも評価します。「その準備、プロセスがあったから結果が出た」ということも褒めるようにしています。単に売上が上がって良かったではなくて、どうやって成功したかのかを聞いて、本人の行動から褒めるようにするのが大事だからです。

  

以前、すごく目にかけていたスタッフがいて、まさしくわたしが求めている人材でした。成果も出すし、順序立てて物事が話せるし、他のスタッフの意見もうまく吸い上げてうまく返答もできる。そんなスタッフがいたんですけど辞めてしまったんです。

 

本人に話を聞かせてもらったのですが、「この先どこに向かっていけばいいのか分からなくなった」と言っていました。彼女は副店長だったんですけど、当時のサロンのポジションはマネージャー、店長、副店長しかなく、すでにマネージャーや店長はいる状態。これ以上は上がれないと思ったみたいです。階段を上がっている感じがしないというのが辞める理由でした。

 

その気持ちはすごくよく分かるしこれが生の現場の声だなと思って、新しい人事評価制度を固めている最中です。働いてくれる人達に、しっかりと目標感ややりがいを持ってもらえるようにしたいと思っています。

 

力強く生きていくために必要な「人の心を動かすスキル」を身につけて欲しい

―――青木さんご自身は仕事にどのようなやりがいを持っておられるのでしょうか。

 

青木さん:わたし自身は創業してからしばらくは稼ぐことに必死でした。今でもやりがいというか、会社を守るために経営に集中しているという感じですね。

 

ただ、最近言われて嬉しい言葉が分かったんですけど、スタッフから「仕事が楽しいです」って言われたら一番嬉しいんです。スタッフがいきいきと生きがいを持って働き、今楽しいですって言われることが経営者として一番の喜びです。

 

わたしは社員の幸せのことしかあまり考えてなくて、お客様の満足よりも社員が幸せかどうかを大切にしています。まずそこがないと、良いサービスなんてできないので。考え無しのお客様第一主義では駄目だと思っています。

 

ラクシュミーに来てくれたスタッフには、「人の心を動かすスキル」を身につけてもらいたいと思っています。人の心を動かすスキルってどこでも食べていけるんですよ。今から家売れって言われたら家だって売れるんです。

 

―――ラクシュミーに来て、一番学べることはどこでも生きていけるスキルだと。

 

青木さん:そうです。そのスキルを身につけてくれれば、どんなところで仕事をしても食べていけるし活躍できるようになります。

 

ちなみにラクシュミーでは施術自体は9割がマシーンなので、マッサージのようなお客様をきれいにするスキルは身につきません。ただお客様に対しては、新人でもベテランでも差が出ないので、サービスの質は一定に保てるようになるというメリットがあります。

 

なので、ラクシュミーの仕事では技術的なことを覚えるのは難しくありません。弊社で働いてくれているスタッフの9割は、未経験からスタートしています。だから働き方の価値観がフィットすれば誰でも活躍できる職場なんです。

 

ラクシュミーは活き活きとした女性をたくさん創造して雇用をつくる

―――青木さんはどんな人一緒に働きたいでしょうか。

 

青木さん:仕事そのものが義務ではなく、純粋に楽しいと思える人じゃないと多分やっていけません。わたしは仕事ってゲームにしないと面白くないなと思っています。サロンでの仕事は「人を喜ばせるゲーム」や「売上をつくるゲーム」で、目標に向かって攻略していく感覚で仕事をしています。

 

ゲームとか遊びって真剣にやらなくちゃ楽しくないと思うんですよ。例えば鬼ごっこでも、だらだらしながら適当に逃げるよりも、絶対につかまるもんかと逃げる方が楽しくないですか?本気でやってるから面白い。仕事もそうだと思うんです。

 

仕事の楽しみ力というのか、ある意味才能だと思うんですけど問題をゲームのボスのように考えてクリアしていくのが好きな人ですね。

 

「仕事は仕事」になると義務になってしまうからゲーム感覚で取り組んで欲しいという気持ちはありますね。仕事も遊びのように取り組み、そして真剣に楽しむ。義務的にやらなきゃいけないという気持ちで仕事をせずに、自ら課題を設定して楽しみながら乗り越えていけるような気持ちは大切ですね。

 

現場の仕事をやりながら、自分が目指す働き方を見つけて欲しいと思っています。プレイングマネージャーとして成長していきたいのか、経営の道に進みたいのか、自分のキャリアアップとして進みたい方向を見つけて目指して欲しいです。

 

―――改めてラクシュミーの今後の目標について教えてください。

 

青木さん:簡潔に言うと活き活きとした女性を沢山創造して雇用をつくることです。また、美容の商社というポジションを目指して、ラクシュミーといえば「人を美しくするところ」になりたいと思っています。

 

今の事業とは別に、まつエクやメンズエステなど一つにこだわらないで美容の総合商社を目指したい。そんなわたしの夢というのか勝手なエゴに共感できる人と出会いたいですね。

 

若い知識も入れていきたいです。わたしがインスタやブログに興味がなくて取り組んでなかったんですけど、若いスタッフが入ってインスタ発信をしましょう、という案が出てきたら嬉しいですね。若いからこそ今どきのことが分かって新しい発想が生まれるかなと思っています。

 

取材を終えて

青木さんは自分と同じ目線で事業を大きくしたいと思っている人から、現場でのお仕事を頑張りたいという方まで様々な人材を求めています。

 

コミュニケーションルールや評価制度が整えられていく変革期なので、本気でビジネスがやりたい、将来は店舗の経営したいという人にとっては貴重な経験ができるタイミングではないでしょうか。

 

ラクシュミーで働いてみたいと思った方はこちらをご覧ください!

 

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